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小説

短篇集『五月の雪』感想

『五月の雪』という短篇集を読んだ。短篇集ではよくある、話が繋がってるようで繋がってないような、でも繋がってるタイプなんだが、特徴が三つあって、一つは作者の経験を元にしたフィクションであること、二つ目は全て家族にまつわる話であること、三つ目…

文章(文体)を楽しむ

小説というのは最終的にはその人の文章(文体)が好きなのか嫌いなのかというのがすごく大事になってくるジャンルだと思う。山ほど小説を読んでいると、ストーリーがいかにつまらなかったとしても、文章さえ面白ければ好きになれるところまで到達してしまう…

新潮文庫nex(新潮文庫が新たに創設するライトノベルレーベル)において気になること

新潮文庫nexっていう、新潮文庫版ライトノベルレーベルが新たに生まれるらしい。 http://shinchobunko-nex.jp/ハルヒで有名な谷川流とか、とらドラ!で有名な、この前ゴールデンタイム最終巻を迎えたばかりの竹宮ゆゆことか、がラインナップに入っていて、結…

酒見賢一『後宮小説』感想

後宮小説読み終わった。めっちゃくっちゃ面白かった。まず語り口がいい。あとがきでは軽さと書いてある。太宰治的に言えば「かるみ」だろうか。とにかく飄々としている。勿論内容も良い。というかここからずっと内容についての話。もともとこの小説は歴史小…

町田康めっちゃおもろいじゃん

今まで文章を書くときに村上龍を読んでいれば村上龍風、太宰治を読んでいれば太宰治風の文体になっていて、とりわけちょっと前までは太宰治にかなり汚染されていたのが、最近では太宰風にはならなくなっている。抵抗力が上がったのか知らん。 ともかくとして…