なにもしらない

アニメ、音楽、本、映画、ゲーム、インターネット

今でももしかしたら頭良くなれるんじゃないかと思ってる

全部は手に入れられるわけじゃない。そんなことはわかっている。のに今だ僕は、気になったものの全てを吸収しようとする。そんなことできるわけないのに。おそらく僕は自分が頭の良い優秀な人間になれるとでも思い込んでいるんだろう。教養書を読めばそこで得た教養を元に効果的なアウトプットができるようになると思い込んでるんだ。そんなことできるわけないのに。

自己肯定について書いたこともあったけど、あれは全部目標である。実際にできるようになってるわけではない。むしろほぼできていないのだ。できていないことを多数に要求するのはめちゃくちゃことだと思い、とりあえず自分が守るべきこととして書いたけれど、でも実際にインターネットにそれを書いてる時点で、あの言葉は個人的なものではない。故に難癖つけられても仕方が無い。

難癖で思い出したが、ちゃんとした文章を書こうとすると、これはとりわけアニメや本の感想を書く時に陥る症状なのだが、書いてると文章の矛盾を自分からツッコまれ、その矛盾を解消しようと補足をすればするほど、これって別に対した文章でもなかったんじゃないかと消極的な気持ちになり、それでも矛盾は発生し、どうにかまとめようと文章を更に書けば書くほど矛盾は拡大し、論点は散らかり、自分すらこれは何を書きたくて書いた文章なのかわからなくなり始め、最終的にボツにする。

ってパターン何回かやってる。

もちろんボツにならないタイプもあるけど、その場合どうにも自分の文章に納得がいってないパターンが多い。なんというか魅力がないのだ。まるで機械的に文を束ねただけの、何の面白みもない文章になってしまう。テンポも悪いしセンスもない。お前にはもともとセンスないだろ、と俯瞰の僕が主観の僕に文句を言うが、主観の僕はもしかしたらセンスのいい文章かけるかもしれない、ここをこうしたらセンスよくなるかもしれない、とかわけのわからない思い込みにとらわれてるので手を止められない。好い加減僕は自分が大した人間じゃないことに気づくべきなのに。

自己肯定について書いた時のあの目標、いつになったら達成できるのやら。

自分が辿り着けないところに、手が引っかからないところにわざわざ手を伸ばして落ちるな。そんなの無駄だ。配られたカードでやりくりするしかないんだ。

僕の中の幸福のハードル下がれ、下がれ、下がれ。