なにもしらない

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あっはいとしか返しようがないどうしょもない言葉

ネットでもリアルでも、会話時に、あっはいとしか返しようがない言葉を掛けてくる人が居る。

しかし実際、コミュニケーションというのは、あっはいレベルのどうしょもない会話を繋げていくところから始まるものであって、そこを、あっはいとしか返しようがない、と考えちゃうところに自分のミスが有るんじゃないか、と今日思った。

いや、考えちゃうのは良いのかもしれない。ただそのまま面倒臭いと結論づけてしまうことに問題があるのだ。

だって多分会話する人って、自分がどうしょもないことを相手に言ってる、なんてことは端からわかっていると思うのだ。

会話ってのは、どうしょもないところからスタートして、どうしょもないところに着地するのが常なんだと思う。たまに面白いところに着くこともあるのかもしれないが、そんなのはたまたまである。大抵の場合はどうしょもない。

ともかく言いたいのは、意味のない言葉を連ねていくことにはそれなりに意味があるのだ、ということ。「面倒臭い」じゃなく、「面倒臭いけれど大事」なのだ。

そんなの面倒臭い、意味のない会話をするくらいなら黙ってたほうがいいだろみたいなのも当然あるだろう。ただそれがまんま自分に返って来ちゃったりするとアレだ。「言葉を発する時は、何か意味のあることを言わなければならない」という縛りに変わって、自分を苦しめることになるかもしれない。

そういうデメリットを考慮しても、意味のないことを言うこと、言われることにはそれなりの意味があるんだろう、と考えたほうが多分生きやすい。