なにもしらない

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趣味は義務になる前にやめて、またやる

導入

書きたいことはあったのだけれど、うまく言葉にして書けるかがあんまり自信なかったので書いていなかった。

書きたいこと、具体的に言えば、ゴーストライター云々とか、物語消費論的なやつとか。ネタはかなり膨らませたが、それをいざブログに書こうとすると面倒臭い。書くってのには気力が必要で、僕にはその気力がない。とりわけ最近は精神的にかなりやられていたのでそんなん書いてるどころでもなかったってのもある。「しんどい僕」はブログなんて書きたくなかったのだ。

本題

ブログ書きたくない、で一つ思い付いたので書く。

以前、趣味は義務になり始めてからが楽しい云々、って記事を読んだ。

趣味は義務になってからがオモシロイ - 指揮者だって人間だ

そん時はなるほどそうだったのかと素直に思ってしまってたが、今考えたら別にそんなこと無い気がしてきた。

例えば僕の場合、趣味が義務になるとすぐやめる。で、数カ月経った辺りでまたハマる。ってのを繰り返している。

なぜそんな行動を取るのか。
いやいややり続けるって状況に耐え切れなくなってしまうからだ。

ではなぜ耐え切れなくなってしまうのか。
趣味が義務になってしまうことをとても良くないことだと考えているからだ。

加えて言えば、趣味が義務になってしまった瞬間、それはもはや趣味ではなくなってしまうのではないかと思っている。今よさ気なフレーズを思いついたので書いてみるが、「趣味の仕事化」というやつである。

音楽を聴かなければいけないから聴く、アニメを見なければいけないから見る、ブログを書かなければいけないから書く、ってのは、勉強しなくちゃいけないから、とか、仕事に行かなくちゃいけないから、と何が違うのかわからない。

また、趣味が仕事になってしまうということはつまり、娯楽に興じながらストレスを貯めるってことでもある。ストレス解消のために趣味に走ってるのに、その趣味でストレス溜めてちゃ意味ないだろう。

逆に言えば、仕事や勉強を趣味レベルで楽しめるようになれば幸せになれるんだろうけど、これは本題と違う話なので置いておく。

ともかく僕が言いたいのは、趣味が義務になったら、無理に趣味を続けようとするんじゃなく、一旦すっぱりやめて、いくらか時間をおいてまた手を出してみる、ってのが多分一番健康的じゃなかろうか、ってことだ。

別に僕らは趣味と恋愛しているわけじゃない。趣味は逃げない。趣味をやめたからって趣味に怒られるわけでもない。だから嫌ならやめりゃいいし、嫌じゃない限りは続けりゃいいしってことで。



(※ブログを一旦やめたら見てくれる人が減ってしまうじゃないか、だからやめられない、ってパターンも思い付いたけれど、それは承認欲求の問題であり、ここで書いた単純な趣味の問題とは微妙に違う気がするので書かないでおく。)