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イヤホンDZAT DF-10第一印象

中華イヤホン。DZATてメーカーのDF-10。価格2230円。MapleではなくRed Sanderを購入。

ファーストインプレッションなので過大評価や勘違いが含まれるのを加味して聞いてほしい。

まず前提として、僕の音の好みとしては、フラットが大好き。高くても一万数千円のイヤホン(Audio TechnicaのATH-CK90Pro、IM01)しか使ったことがなく、今使ってるのは五千円前後のやつ(ZERO AUDIOのCARBO MEZZO)。

DF-10。傾向としては中高域推し、低音控えめ。2230円でこの音はすごい。響きがとにかく良い。アコギで指が弦を弾く音、チャイナシンバル叩いた後の残響音、コーラスなどなど。弦楽器系は大体良い。ピアノの音もいい。シンセもいい。クラップも良い。

ベース音は控えめと思わせて意外と聞こえる。あくまで意外と聞こえるレベルなので低音大好きな人には向いてない。D.A.N.とか低音ゴリゴリに聞かすミュージシャンの曲でも、このイヤホンを通すと結構あっさりしちゃう。

どういう曲が向いてるのか。特徴としては、楽器の音が良く聞こえると言うよりは、いや楽器もいいんだけども、演奏に付随するエコーやディレイなどの空間系の音の響き具合がかなり良いので、全体的により良く聞こえるって感じ。だから特に空間系エフェクトがガンガンかかってる曲聴くと気持ちよくなれる。こういうの「音場が広い」っていうの? 使い方あってる?

メリハリがはっきりしてる曲(フレデリックみたいな)でも良いっちゃ良い。ただドラムの音がしょぼいのがばれちゃうけど。いや、フレデリックのドラムをdisってるわけではなく、このイヤホン自体、ドラムの音がちょっと安っぽい。中高域推しと最初に書いたが、ある程度の高さを超えると音が劣化する。それ以外は特にしょぼいとは感じなかった。

 

最後に、とりあえず聴いてみていいなと思った曲羅列する。ちなみに一つ注釈を入れると、当然だがこれ以外の曲が良くないわけではない。基本的にはどの曲も良いが特にこれが…って話。

ceroの「ワールドレコード」、アルバムで言うと「Obscure Ride」よりも「My Lost City」

・Tame Impalaの大体の曲、特に「Let It Happen」はちびるくらい良い

・James Blakeの大体の曲

・Templesの大体の曲

山下達郎がファンクじゃなくなって以降の曲

水曜日のカンパネラの大体の曲、特に「アラジン」

Satellite Youngの大体の曲

くるりのアルバム「ワルツを踊れ」全曲

この中で一番おすすめというか最高だったのがTame Impalaの「Let It Happen」。

アコギの音が良いのでハンバートハンバートや柴田聡子もいいかも。