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「好き」の反対は「無関心」じゃなくて「嫌い」だろ

『好きの反対は嫌いじゃなく無関心だ』という言葉が僕は嫌いだ。なぜかといえば好きの反対は嫌いというのは、基本的に関心のカテゴリで行われてる話であり、無関心のカテゴリで行われている話じゃないからだ。そこで急に無関心なんて言葉を持ってきてしまうのは、好きな音楽のジャンルの話をしているグループに入ってきて、急に「俺そもそも音楽聞かねえから」って言い出すくらい意味がわからない。我々は音楽が好きということを前提に会話をしていたのであって、そこで俺は興味ないとかいう飛び道具を出されても、こちらは何と言っていいやら、困ってしまう。他にも例えを思いついたので書くけども、友人と本屋に行く約束をして、で本屋について、本を物色してたら急に「俺本読まないんだけど」とか言われるくらい困惑してしまう。というかそんなこと言われたらショックだけど。

僕の認識をちゃんと書くと、まず興味ありのカテゴリ内での言葉であれば好きの反対は嫌いである。で、そういう好きやら嫌いやらの、関心にかかわる言葉全体の反対が「無関心」なんだと思っている。だからこの言葉を聞く度に僕はじゃあ「嫌い」は何処行ったよとツッコミを入れたくなる。

とにかく好きの反対は無関心なんてことを言う人は一体どういう目的があってそんなアホみたいなことを言うのか、そもそもこんなアホなことを言い出した奴が誰なのか、分かる気もないし別に知りたくもないけど、やっぱりアホだと思う。