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新潮文庫nex(新潮文庫が新たに創設するライトノベルレーベル)において気になること

新潮文庫nexっていう、新潮文庫ライトノベルレーベルが新たに生まれるらしい。
http://shinchobunko-nex.jp/

ハルヒで有名な谷川流とか、とらドラ!で有名な、この前ゴールデンタイム最終巻を迎えたばかりの竹宮ゆゆことか、がラインナップに入っていて、結構楽しみなのだけど。

気になることが二つある。

一つは「紐の栞は付いているか」ということ。
新潮文庫といえば紐の栞である。
紙の栞だとなくしやすいのが、紐だとまずなくさない。
また紐の栞ってのは基本単行本についてるもので、それが文庫についてる、ってことがお得感、高級感を感じさせてくれる。

もう一つは「本の上部が凸凹になっているか」。
文庫で上部のページの高さが揃わず、凸凹になってるのは岩波と新潮だけである。

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左が『緑の家』(岩波文庫)、右が『異邦人』(新潮文庫

他の文庫は全てスパっと一列に揃っている。
講談社文庫も、角川文庫も、集英社も、幻冬舎もである。
ちなみにライトノベルレーベルの本も僕が知る限りでは全て揃っている。



これら二つが新潮文庫nexではどうなるのか。
できれば、これまでの新潮文庫の特徴を継承してて欲しいのだけど。

【追記】
ちなみに星海社文庫ライトノベルのイメージがあまりない。
個人的にはメディアワークス文庫と同じくくり。

【更に追記】
ブコメを見てわかったこと。
・スパッと切ることを「化粧裁ち」という。
・上部のみ化粧裁ちしない本を天アンカット本という。